先日、法人化する際に職員全員で顔を合わせて食事をする機会を得ました。早朝に須田看護師から「先生にお祝いの意を込めて、お花を準備しますのでよろしくお願い致します」とメールが廻ってきました。お昼ご飯を食べながら、鈴木医師にサプライズプレゼント!拍手とともにお花を渡しおめでとうの気持ちを送りました。
「それとですね…」と須田看護師が言葉を続けたと思ったら、「開院してから一生懸命地域の為にと尽力されたスタッフのご苦労を考えると感慨深いものがあります。新しいスタッフを迎え更にクリニックが発展しますように」と…なんと野木森事務、水野看護師、そして私にもとってもキュートなブーケを差し出してくれました。
毎月開催の定例会議では、次から次へと「地域につながろう」と様々な企画が飛び交います。あっという間に実現するツールを打ち出しガンガン前に進む皆が息切れしないように、周囲が見えなくならないように、途中美味しいものを皆で囲みながら末永く活動していけたらと思います。どうぞこれからもよろしくお願い致します。
				
11月22日(水)に江南市布袋ふれあい会館で行われた「神経系難病患者家族のつどい(以下、ゆめの会)」で、当クリニックの鈴木医師が「神経系難病の治療と生活」について医療講演をさせて頂き、看護職・事務職も参加させて頂きました。
今回、クリニックの訪問地域での開催が実現し、10月11月に「コープあいち小牧センター」さんをお借りして日本福祉大学社会福祉総合研修センターが主催する研修に講師・指導看護師として参加をして参りました。
当日はフードテストを終えて当院がお招きするとした5名の患者様の「その人らしさ・エピソード」を紹介、続いて小島さんが考案された献立の提示がありました。その内容は、前菜から始まるのですが内容を読み進めるにつれ、ふんわりと春の香り立つ雰囲気を存分にイメージできるものでした。
ストーリーは、妻と一緒にお茶を飲んで寛いでいた時、何度も同じことを訊ねてくる妻が認知症であることに気づいた定年後の夫が(鈴木先生)、慌てふためきながら娘二人に相談します。
地域に根差した在宅医療を掲げているクリニックとして、地域活動を通して地域の方々と顔の見える身近な存在であること、困った時相談できる存在であること、病気を抱えても安心して暮らせるように支援することを考えております。
こうした現在があるのは、今の生活を保ちながら介護が出来るようにケアーマネージャーさんに考え抜いていただいたプランとスタッフさんのおかげである。
10月28日(土)南部公民館で開催されました。
この度、当院でお看取りをさせていただいたご家族の皆様とゆっくり語らう時間を持ちたいと結楽会(ゆらのかい)を開催することになりました。今は亡き大切なご家族との思い出を、当院スタッフや他の家族様と一緒に分かち合えたらと思います。是非ご参加いただけますよう、心よりお待ちしております。
9月29日に、犬山市民総合大学で「在宅医療について考える」というテーマで話をさせていただきました。前半は在宅医療について、後半は在宅医療が出てきた時代背景について説明しました。
8月末に入職しました。長田由美(ながたゆみ)と申します。長く訪問看護に携わってきました。患者さんとご家族は健康問題を抱えながら、在宅療養の方法や介護方法など、自分達なりに工夫をしながら生活をしています。
4月に続いて第2回目の集まりが日本料理「関西」さんの一間をお借りして行われました。病院のMSW 、管理栄養士。介護・居宅事業所のケアマネ、管理栄養士、介護職員。生活支援コーディネーター。「関西」の代表取締役、料理長、和食職人の方々。近隣の食支援に関心の高い管理栄養士。岐阜県総合在宅の管理栄養士、言語聴覚士、歯科衛生士。結ファミリークリニックからは鈴木医師、看護師、医療事務職員全員で参加し、総勢20名近くで行われました。
今回は勉強会からスタート。摂食嚥下認定看護師の伊藤美和先生をお迎えして『「食べる」を支える工夫』をテーマにご講義いただきました。食支援は食事形態だけでなく口腔や呼吸の状態、認知機能、補食・咀嚼・送り込みや嚥下の状態、椅子や姿勢・姿勢保持、食事動作など多くのことが関連しています。写真や動画で分かりやすく説明していただきました。
伊藤先生の手配により、太田川にある「くらそっと」さんから食具や食器も多数お借りして下さり、実際に手に取り軽量スプーンやバネ付きお箸など手に取って体験ができました。
					
後半は結ファミリークリニックの療養者の内、52名の方々にご協力いただいた「食に関するアンケート」の集計結果を鈴木医師から発表。アンケートからは想像以上に義歯の不具合や移動手段、外出先のバリアフリーの環境がないことによる困難さが外食に出掛けられない要因であることがみえる結果となりました。
7月14日の犬山老人会総会で、「認知症になっても住み馴れた場所で暮らすために」という題名で話をさせていただきました。丁度集中豪雨の日でしたが、会場はほぼ満席でした。
毎日全力で患者様と向き合っているスタッフ達…体力付けに少し遅めの土用の丑頂きました。真夏が近づきビールがおいしい時期ですが、休肝日を作り体調管理もしなければいけませんね!| 8/10 (木) | 通常診療 | 
| 8/11 (祝) | 休診 | 
| 8/12 (土) | 休診 | 
| 8/13 (日) | 休診 | 
| 8/14 (月) | 休診 | 
| 8/15 (火) | 休診 | 
| 8/16 (水) | 通常診療 | 
はじめまして。この度7月より入職しました、事務の井口由美子です。よろしくお願い致します。在宅医療は今まで経験した事のない分野ですが、人と人の心の繋がりを大切にしていきたいと思っております。
去る6月17日(土)、18日(日)、名古屋国際会議場で開催された「日本在宅医学会大会」に両日とも参加して参りました。
当院は彼女の始動前に伺う事が多く、いつもベッドの中で目をつぶった姿ばかり見ていました。ところが先日の訪問時「こちらでーす」と声が返ってくる方に進むと、玄関の上がり框周囲から談笑する数人の方たち。「今日はみんな来てくれたから早く身支度してずっとここでお茶してるんです」と娘さんが迎えてくださいました。
末期がんで自宅で過ごしたいと希望された女性のお別れに、訪問薬剤を担当してくださった薬剤師の河村さんと一緒に行ってきました。仕事をフルでされている娘さんが介護されていましたので、朝から夕方まで独居となり、多職種が活躍しました。

去る5/20(土)、認知症カフェ「とまり木」が犬山市善師野のCafe「ZEN」さんで開催されました。結ファミリークリニックからは鈴木医師、水野看護師、須田が参加をしました。認知症のある方のご家族、最期まで介護をしていた方のご家族、地域包括支援センターの職員などの参加、犬山市の山田市長はじめ議員の方の表敬訪問などもあり会場は満員でした。
「芋・栗・南瓜」女性ならではの食の好みを最期の日まで口にされ、関わりから数か月で住み馴れたご自宅で眠るように天寿を全うされました。
後日ご挨拶に伺いましたが、寂しいながらも楽しい思い出話に始終した時間となったのは、「彼女の個性を尊重したケアプランを快諾したくださったご家族」と「関わった多職種で介入前と変わらない穏やかな暮らしを守ることができたから」と深く感じることができる看取りでした。
				
そして息子さんから「老衰なら自宅がいいですね。安心して見送れました。母の人柄でたくさんのよい方(訪問看護、ケアマネージャー、在宅診療スタッフ)に巡り会いました」とステキな言葉を頂きました。
「WHO 3段階除痛ラダー」など薬物療法の基本から「フェントス」「アブストラル」の使用方法や、使用上の注意などわかりやすい説明をしていただきました。
4月より入職しました、看護師の須田敏枝と申します。介護保険がはじまった2000年から在宅、暮らしの場での仕事に携わってまいりました。
涙を流しながら話されていましたが、話し終わるとすっきりして笑顔に戻りました。最愛の夫を介護して看取り、亡くなった後を過ごす思いは一言では語れないと思います。それでも、自宅で看取れてよかったと言ってくださいました。