| 70-74歳 | 10% |
|---|---|
| 75-79歳 | 45% |
| 80歳以上 | 45% |
| 1年未満 | 25% |
|---|---|
| 2年 | 25% |
| 3-4年 | 5% |
| 5年以上 | 25% |
| 未回答 | 20% |
| 夫婦のみ世帯 | 55% |
|---|---|
| 夫婦と子世帯 | 45% |
今回、開催にあたりなんと12人もの男性介護者の方が参加をしてくださいました。参加にあたりケアマネジャーさんによりサービス調整をしていただくなどのご協力も得て、大勢の方の参加が実り大変嬉しく思います。
フリートークの時間では男性同士なのでどのように話が盛り上がるのか心配をしておりましたが、「『できることは自分でやってもらう』という方針で介護をしているが皆さんのご意見を聞かせてください」「夜間の部屋の温度は何度くらい?オイルヒーターがいいのかエアコンがいいのか?」など日々奥様の療養のお世話をされている方々ならではのお話しと、どの男性介護者も奥様を大切に愛情深く関わっておられるお話しにこれまたふんわりとした温かな気持ちになりました。男性介護者の方々はまじめで、優しく、愛情に溢れているというのが終了後の1番の感想です。
帰りには先日の訪問看護サミットに参加した際の企業展で取り寄せた化粧品サンプルや抗菌作用のある石鹸サンプルセット、そして一政看護師が男性介護者の健康維持の事を考慮して作成した「栄養・食事」についてリーフレットとサンクスカード、そしてお土産メインはなんと犬山中央病院前に店舗があります「たまご家」さんがこのメンズケアラーズカフェの趣旨にご理解の上、協賛してくださり無償にて「おかず弁当」を夕飯のおかずにお持ち帰りしていただくことができました。(たまご家のオーナー高橋様、ご協賛いただき誠にありがとうございました。)
当日は2名のケアマネジャーさんにも参加や当院非常勤の田所医師の参加などもあり大変賑やかなメンズ・ケアラーズカフェとなりました。それぞれでメールや連絡先なども交換されておられましたので、是非この交流を今後も続けていただき男性介護者さん同士の情報交換や息抜きの場として続けていけたらと思います。
劇団結!またまた、オファーが来ました。今度は、グリーンハイツ昭和会から老人会のお楽しみ会で、寸劇と院長の講演の依頼でした。
当日の11月11日(日)、当院の非常勤医師の田所医師が妻役を熱演し、のめり込んでいる姿にスタッフ一同感化され、飛び交うアドリブや演技!
今回の寸劇で、「在宅医療を初めて知りました」「こんなシステムがあるなら将来利用したい」などとお声を頂きました。まだまだ、地域の方に在宅医療を知っていただく周知活動が必要だと感じております。
11月10日(土)・11日(日) クリニックの福利厚生「個人研修支援制度」を利用して東京都新宿区 ベルサール新宿グランドで開催された「在宅療養支援のための臨床推論」、「訪問看護財団 訪問看護サミット2018」に参加して参りました。
初日の「在宅療養支援のための臨床推論」では群星沖縄臨床研修センター長 総合診療医 徳田安春先生から主に「直感的・分析的思考による鑑別・臨床推論でのバイアス(簡単に言うと危ない罠)」、「病歴とフィジカルによる臨床推論・レットフラッグ・バイタルサイン・フィジカルアセスメント」について学びました。
二日目「訪問看護財団 訪問看護サミット2018」では「〜ともに支えあう地域づくりのチャレンジ〜」とサブタイトルにあり、「まちの保健室」や「マギーズ東京」などで有名な秋山正子氏の特別公演をはじめ、実践家で地域に根付いた活動をしている4名の方の公演やシンポジウムに参加して参りました。
去る10月30日に、名古屋市のみどり訪問クリニックへ見学に行ってまいりました。このクリニックは、院長の姜先生先生が中心となって作業の効率化をはかって雑務を減らして間違いをなくす試みをしております。
大変お忙しい中、姜先生自らお時間を作って講義をしていただき、また事務長の堀田さんやスタッフの皆様も丁寧に対応していただき、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
そして今回、愛知県民に対してACP(※)を拡げられるエリアリーダーの育成を目的として研修会が開催されました。国立長寿医療研究センターの三浦先生を中心としたワーキンググループで2次医療圏ごとでの育成の為、県内10カ所で開催をされています。
その中の1カ所、江南厚生病院で10月28日(日)開催された「あいちACPプロジェクト〜共有意思決定支援を学ぶ研修会〜」に院長鈴木医師と看護師須田で参加して参りました。
今回の題目は「在宅での看取り」…ある在宅医療の研修会で、健康講座に参加している地域住民の方に「在宅医療について」どの程度知っているか?アンケート調査したところ30%未満であった。知名度の低さに驚きました。
実際ご自宅で看取りをされたご家族にお聞きすると、「訪問診療について知らなかった」「どのようにしてもらえるのか不安だった」「もっと早くこの制度を知っていたら…」といった訪問診療についての内容と、「最期どのようになっていくのか?」「どう介護したらよいのか?」といった病状変化とそれに伴う対応方法について不安な思いをお聞きします。
講演終了後、療養者のご家族様やご自宅で看取りをされたご家族様、顔なじみの方々も鑑賞下さり、たくさんお声を掛けていただきました。またご家族を亡くされた時のことを思い出されていたのでしょうか。涙されている方もいらっしゃったのがとても印象的でした。
劇団・結の活動は、地域課題を、地域の方々と話し合いながら解決する役割があると認識し活動しています。今後も地域の方々にとって身近な存在であるクリニックを目指しております。
田中様は視力障碍のある98歳のお母様を、長く住み馴れたご自宅で介護され、時ある毎に趣味の短歌を唄われ、白寿のお祝いに「かがりび」という歌集を作製されたそうです。お母様の想いを大切にされ、日々の介護での喜びや時には葛藤された思いが心に伝わってきました。
去る9月1日(土)に「尾北スキンケアセミナー2018」が大口町ほほえみプラザで開催された折、講演テーマ「シーン別 在宅におけるスキンケア」として3つあるセッションのうちの1つに時間を頂きました。
先日、城東地区で道路を歩いていたら、頭上からイガグリが落っこちてきてびっくりしました。密かに楽しみにしていた、院長の「秋の味覚お取り寄せ♪」大きな栗を丁寧な手仕事で見事に仕上げた、渋皮煮を作ってくださいました。これをスタッフ皆におすそ分け頂きました。
定例会議終了後スタッフ全員で「ローレライ麦酒館」へ行き、美味しいランチバイキングを頂きました。食事会では鈴木先生をはじめ木曜日に診察に来てくれている田所先生、看護師、事務員全員でとても楽しい時間を過ごしました。
そこで、8月21日に三厨先生の主催する「ビジネスマナー社内インストラクター養成研修」に参加してきました。この研修はビジネスマナーを基礎から学び、その伝え方も同時に学ぶことでクリニック全体のビジネスマナーの定着と向上を図るための研修です。
ひとりの人生の最終段階に関わる多職種がチームとなり人生の総仕上げを共にできたことを、感謝しております。今後もご本人ご家族の希望に寄り添えるよう、当院もカンファレンスを繰り返し、質の向上を目指し成長していきたいと思います。
7月末日、有限会社キャリア・サポート代表取締役の三厨万妃江先生をお招きしビジネスマナー研修を行いました。
8月11日〜12日に長良川国際会議場(岐阜市)にて開催された学術集会で研究発表をしてきました。
訪問看護ステーションでは看護師のキャリアに応じた人材育成教育プログラムが確立していないことが多く、特に小規模の訪問看護ステーションでは受持ち制で看護師の知識や経験的視点でケアが提供され、看護師がサービス提供に係る悩みを抱えても組織的な支援が十分得らない現実があります。
人口減少、少子化、超高齢化など様々な社会の変化に伴い、ヘルスニーズも多様化、複雑化していきます。私たち専門職はその変化に即した看護実践が求められています。そのためには、常に探究心を忘れず、よりよい看護実践が提供できるよう学びの姿勢を忘れずにいたいと思います。
愛知県健康福祉部より「平成30年度第1回愛知県たんの吸引等にかかる指導者養成伝達講習(第1・2号研修)」の講義、演習指導担当を仰せつかり、8月7日、8日と参加させていただきました。
今年で「介護職員による喀痰吸引等の制度」が施行されて6年が経ちます。名古屋城を見下ろすロケーションの愛知県自治センターで開催され、高齢者施設、障がい者施設、訪問看護ステーションの看護師80人程度が受講されました。
当クリニックからも4月に入職した看護師一色が、受講者として併せて参加しました。これでクリニック看護師の5人がこの伝達講習会を修了しております。
平成30年7月10日、日の出団地へ出前健康講座に参加させて頂きました。
ストーリーは、認知症の夫・与平(90歳)と夫を支える妻・あゆみ(90歳)のふたり暮らし。ここ最近与平の認知症が進行して、あゆみの介護負担が大きくなり、困っていた。自宅での暮らしが希望の与平が今後も自宅で暮らせるよう、高齢者あんしんセンターに相談。
介護保険の申請方法や、訪問診療の利用の紹介。その後は介護度が決まり、自宅でサービス担当者会議が開かれ、さまざまなサービスの説明、検討後プランが決定し、与平・あゆみもひと安心。これからもいろいろな人に支えられ暮らし続けることができる。という寸劇でした。
今回は準備期間も短い上、スタッフ全員揃うことが難しく、2・3度通しただけで、ほぼぶっつけ本番でした。当日はセリフを間違いたり、一部セリフの長い場面はカンペを見ながらなどお見苦しい場面がありました。
終了後はクリニックに帰ってアイスクリームでお疲れさま会でした。
平成30年6月30日に犬山市国際観光センターにて認知症啓発活動イベント「VR認知症体験会」を行いました。今までの認知症関連の講義とは少し違い、VR(バーチャル・リアリティ)の技術を使って、認知症の世界を一人称体験してきました。
今回、一緒に参加していただい皆様、後援・協賛・賛助していただい皆様、誠に有難うございました。また定員に達して参加をお断りさせていただいた皆様、誠に申し訳ございませんでした。今後も結ファミリークリニックスタッフ、お揃いのTシャツを着て認知症啓発活動をしていきたいと思いますので、ご協力よろしくお願いいたします。

6月30日土曜日の午後、犬山国際観光センターにてVR認知症体験会を開催いたしました。
体験会の企画発足は昨年冬…須田の発案から始まり、鈴木医師と何度も話し合いを重ね、年明けに所沢の体験会に実際に参加。シルバーウッドさんの企画内容に感銘を受け、この犬山でも同じ想いや悩みを抱えている方々と共に課題解決する糸口となればと思い企画してきました。
VR機器を手にとるまでは、「どのような体験会になるのか?」という期待と不安な様子が会場から感じられました。
シルバーウッドのファシリテーター黒田様からVR作成の秘話や講話に参加者の皆様が引き込まれ、自然にグループ内で意見交換をし合う光景は、この会を「1回限りで終わらせてはいけない」「発信・発展していかなくてはいけない」と実感しました。
サッカーW杯開催期間中でしたので、熱い想いを込めてバックボードを記念に作成しました。写真から伝わりますかね?とても和やかな雰囲気♪
その後は全員で「大安」さんに移動し、ランチタイムです。鈴木先生と山田先生を囲み、楽しい時間を過ごしてきました。
まずは、一番気になる食事。松花堂に入った4つの小鉢たち…なんということでしょう。とても綺麗。一気に食欲増進です。
春日井市民病院では、講義、グループワーク、ロールプレイと朝8時半〜17時半までみっちり学習。実際初対面の他医療関係者の方々とテーブルを共にし、医療者役、患者役、家族役と振り分けられ演技に没頭しました。自分ならどんな言葉で患者家族の思いを引き出そうか?どんな表情でどんな雰囲気なら話しやすいだろうか?と頭を使い、研修途中チョコレートで糖分補給しながら何とか皆で乗り切りました。
この日記を読んでくださった方、自身の人生の最終段階について考えるきっかけとなっていただけたらと思います。
先日、平成30年度介護職員等による痰吸引研修2回目が日本福祉大学鶴舞キャンパスで開催されました。個人的には第一回目は演習に参加し、今回も鈴木医師の全面的なバックアップもあり当院看護師須田、長田看護師と共に3人で分担して講義から関わっています。
4月29日・30日とグランドプリンスホテル新高輪で行われました「日本在宅医学会 第20回記大会」に初参加してきました。
4月10日開催しました「和嚥の会(わえんのかい)」の取り組みについて、4月27日の尾北ホームニュースに掲載されました。
今まで病棟看護師として従事してまいりましたが、退院していく患者様、ご家族の背中を見送る度、私はこの方々がその人らしく過ごすお手伝いができただろうかと自問自答してまいりました。
病院の医療事務に長く携わってきましたが、初めて在宅の医療事務に関わらせていただく事になりました。在宅でしかできない事、在宅だからできる事を色々考えながら、住み馴れた場所での医療を少しでも支える力になれたらと思っています。
花々が咲き誇る4月。このクリニックにご縁をいただきました。
桜の季節も終わり、藤棚から優雅で可憐な花房が垂れはじめました。
4月10日に開催された和嚥の会「春のお食事会」の様子は医院長がこちらでご報告させていただいたところですが、翌日の4月11日の中日新聞 近郊版に記事を掲載していただきました。取材してくださった中日新聞記者の三田村様、ありがとうございました。
その第1回目として、去る4月10日、私たちの訪問先の療養している方を招いて、和嚥の会による花見会を「和食料理 関西」で開くことができました。この日のために私たちは1年かけて準備しました。
3月30日あたたかな春の陽気の良き日、当院待合室をカフェ風に飾り、結楽〜ゆら〜サロンを開くことができました。このサロンでは、2017年11月から2018年2月まで当院で関わらせていただき、お看取りをされた方のご家族をお誘いさせていただきました。
2017年12月に結楽会〜ゆらのかい〜を開催した日記を書かせていただきましたが、この会でのスタッフの反省や展望、ご家族様の声を生かし、今回はサロンという形で参加者皆さまが同じテーブルにつき、思い思いに語らい、ご家族同士も同じような経験を分かち合っていただくスタイルになるようにと配慮させていただきました。
13家族に招待状を送り、6家族7名の方に参加していただくことができました。
自己紹介から始まり、故人の思い出を語り始めると、「喧嘩する相手がいなくなって寂しいです」「まだまだスーパーで夫婦2人で買い物している姿をみると、悲しさが込み上げます」と涙ながらに正直に胸の内を語ってくださった方、「お店を守って行ってね」という遺言を守り力強く一歩を踏み出している方、「在宅医療・スタッフの対応に満足です」とお話ししてくださった方…思いは様々ですが、家族のようなあたたかな雰囲気に包まれご家族同士もお話も弾んだようです。このようなグリーフケアが私たちスタッフの励みにもなり、悲しみの中にいるご家族の方も外出の機会となったり、気分が楽になったりとお互いに良い効果になったのではないかと思います。

去る3月10日(土)犬山市国際観光センターフロイデ フロイデホールにて定員200名を上回る方々にご参加いただくことができました。
映画「ケアニン」につきまして、アンケートにも「大変満足」の評価を多くいただました。特に認知症のある方々を日々支えているこの地域の「ケアニン」の方々からも、「日頃の出来事や想いが映画の中に描かれ共感できたり、想いを強化された。大変勇気づけられる映画だった」とのご意見・ご感想を沢山いただきました。
会の途中ではゲスト香川裕光さんの映画主題歌「星降る夜に」を歌っていただき、優しくきれいな歌声に心を撫でられました。香川さん、ありがとうございました。
最後にこの会の準備を何ヶ月も前から忙しい日々の訪問診療・看護の合間にそれぞれが手分けをしてチームワークよく尽力してくれたスタッフと、地域貢献にと大きな決断・実行をされた鈴木医師に感謝致します。
「ミッコ(三知子)のお雛様」
女雛が向かって左側、男雛が左側になるのは京風の飾り付けで、関東では逆に飾るようです。我が家は最初の購入が京都でしたから、もっぱら京風にこだわっています。
今回この体験を見学する目的は、クリニックで掲げる「認知症になっても地域で安心して暮らせる」啓発活動を推進するにあたり、VR(バーチャル・リアリティ)の技術を使って、認知症の人の「世界」を疑似体験する「自分ごと」として認知症への寄り添い方や備えを一緒に考える取り組みを企画するためでした。
ヘッドマウントディスプレイとヘッドフォンを装着すると、音と共に360°を見渡せる映像が流れます。この映像と音響の効果で、3次元空間内にユーザーの身体を投影し、空間への没入感を生じさせます。空間内では移動や行動が可能で、動作に応じてリアルタイムに変化や応答が得られます。この最新の技術を使って、「認知症の人が生きやすい社会を作る」ための大きな一歩になると医療・介護の関係者からも注目されています。

先日ある病院の看護師さんから、患者様が退院された後の様子を知りたいという声を頂きました。そこで、「フィードバックのお手紙を書こう!」と当院のスタッフ間で意気投合し、早速ですが少しずつ手紙を書き始めています。総合犬山中央病院、小牧市民病院、春日井市民病院へ、退院後の在宅での患者様の様子をお手紙にしたため、在宅での暮らしの様子がわかるお写真を添えて送付させていただきました。
この度、3月10日(土)に犬山市国際観光センター「フロイデ」で映画「ケアニン」の上映会&ミニライブ・トークショーを開催することとなりました。詳細は結ファミリークリニックのホームページのトップ画面にお知らせさせていただいております。
家族や知人と料理屋で食事をする際に、食の細くなった私・食べ物がうまく呑み込めない私・疲れやすく食べることに疲労を感じる私。でも一緒にテーブルを囲む人と「私らしく食べたい」「自分の家族をおいしい食事が食べられる席に連れていきたい」のお手伝いをする「食具」の提案をするために、クリニックスタッフで東海市にある「くらそっと(kurasotto)」に伺いました。そこは「暮らし」の相談窓口・介護ショップにカフェを併設し開放的な空間が広がる素敵な場所でした。

店内にはコメント付きで様々な食具が展示されており、それを使ってカフェで食べることもできます。この日は購入したものと同じデザインの平皿に盛りつけられた、おいしい東海蘭麺(パスタ)をいただきました。
この日を迎えるに当たって、グリーフケアについて学び、念入りに打ち合わせ、どんな開催方法が良いか模索してきました。結楽会が「心が解放できる場」「悲しみをふんわりと温かく包み込みこむような場」「心の整理をそれとなく促すような場」でありたいと思い、内容・演出をスタッフの知恵を絞りこの日を迎えました。
久しぶりにお会いするご遺族の方々との再会は本当にうれしいものでした。顔を見ただけで、笑みがあふれ、手を握り、抱きついてしまうほど、愛おしい気持ちになりました。それは、共に闘った日々の思い出があるからでしょう。
ご遺族の方それぞれの自己紹介がはじまり、その胸の内を語ってくださいましたが、「人として看てもらえてうれしかった」「在宅医療がもっと広まればいい」「いつでも対応しますという言葉で安心して看ることができました」など、数えきれないほどの素敵な言葉を頂きました。
そして、シフォンケーキがサーブされ、甘いものを食べながら、他のご遺族の方やスタッフとの歓談の時間になりました。お看取りは様々であり、親、配偶者、子供を亡くされた方、時期もまちまちでありましたので、悲しみの過程や度合いが様々であり、スタッフの心配りが不十分な点もあったかと存じますが、少し心が軽くなってでいただけたでしょうか。
ゲストにギター、笛を演奏しながら歌って下さる二股洋志さんをお迎えし、「糸」・「日々」・「ふるさと」演奏していただきました。心に染みる音楽に涙を流す方、手をたたく方、一緒に口ずさまれる方…思い思いに故人との思い出がフラッシュバックされたのではないでしょうか。
今回第1回の試みとして、結楽会を開催させていただきました。何よりも私たちスタッフの癒しの場となり、開院から訪問診療を手探りでやって参りましたが、ひとつひとつ真摯に取り組んできたことへ温かいお言葉をいくつも頂戴いたしましたことを感謝しております。
今後も質の向上と、訪問診療が地域に広がっていくよう、わたしたちも努力して参りたいと思います。そして、アンケート結果をもとに、スタッフ一同、結楽会の継続を決意致しましたので、今後ともご支援、ご協力よろしくお願いいたします。