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ゆいまる日記バックナンバー

2023年12月28日
「2023年忘年会」
今年はコロナの制限もなく3年ぶりに2023年の仕事納めをし、「合掌レストラン大蔵にてお酒ありの忘年会を!」ということになりました。ステーキを頬張りながら、行く年来る年の反省や目標を話し合いました。
忘年会 忘年会 忘年会
忘年会在宅医療テストの結果発表からはじまりましたが、なんと1位に輝いたのは…当院の事務で一番若い事務小松でした!

おめでとう期待の星!!
そして、待ちに待ったビンゴ大会。豪華景品を当てたのは、統括管理補佐の野木森!なんとデイズニーランドペアチケットをゲットしました!!
忘年会 忘年会 忘年会
ブービー賞は、狙ったかのように統括の須田が当ててくれました。

忘年会忘年会鈴木医師はウサギをかぶり、須田看護師は辰をかぶり、ペア写真を撮ることが出来たことで、スタッフ皆で大いに盛り上がりました。
恒例の「2024年を漢字で一文字で表すと」を皆で発表し、2024年もがんばるぞと心に誓いました。鈴木医師の2024年の一文字は「開」で、自分やクリニックを外へ開かせようという意味だそうです。
忘年会 忘年会 忘年会
忘年会幹事の私と事務小松は、みんなの笑顔、喜ぶ顔が見たくて、どんな仕掛けをしようか「秘密の会議」を何度も持ちました。皆の2023年いちばんの笑顔が見れて、幸せな時間でした。

この仲間と共に、2024年もクリニックを盛り上げていきたいと思います。
看護師 水野
2023年12月25日
「年末のご挨拶」
早くも一年が過ぎ去ろうとしています。今年の5月には新型コロナウイルスが5類に移行してインフルエンザウイルスと同じ扱いになり、それに伴って徐々に人の流れも開放に向かいつつあります。

医療関係の学会でも、コロナ禍ではwebで行うのが主流でしたが、5月以降は直接集まっての学会が増えてきました。10月には当院看護師が令和5年度(第43回)愛知県難病講習会のシンポジウムに演者として参加し「医療依存度の高い難病児・者の災害対策について」というテーマで、人工呼吸器装着者の停電対策について発表をしました。

また私も11月に難病医療ネットワーク学会のシンポジウムで「難病を地域で支える」というテーマで発表をさせていただきました。発表では様々な質問が出たり、その後に集まって話ができたりし、学会の現地に参加することで同じ課題を持つ者同士つながることができる良さを感じました。

11月にはクリニックで健康まつりを開催して在宅医療についての啓発活動をし、地域の方々と交流をすることができました。ほかにもグリーフケアを院内で行ったり、対面で会議を行ったりし、いろいろな人と接する機会が増えてきています。多くの人とお会いする機会をいただいています立場として、私は一つ一つの出会いをもっと大切にしていきたいと考えています。

特に専門領域の難病医療においては、人工呼吸器装着や胃瘻造設など生命に関係する重い医療判断を本人や家族と共にしていくことが多く、出てきた言葉だけでなく本人・家族の心の奥まで配慮しつつ意思決定を支援していく必要があります。一つ一つの診察や出会いを真摯に受け止め、人の気持ちを深いところからくみ取ることができるよう、一期一会を大切にしていきたいと思っています。

この一年を通じて、多くの方々と新しい出会いをすることができました。みなさまの出会いのを通して、私たちも少しずつ成長してきていると感じます。これも皆様のご支援とクリニックを支えるスタッフのみんなの支えがあってのことと心から感謝しております。

みなさまのこれからのご多幸をこころよりお祈り申し上げます。どうかよいお年をお迎えください。
院長 鈴木欣宏
2023年12月18日
「お結び健康まつり4 〜ミニむつき庵楽桃 排泄について〜」
お結び健康祭りのよりそっとルームでは、ミニむつき庵楽桃による排泄についての講義をむつき庵認定講師の丹羽看護師が行いました。

おむつと聞くとまだまだと話されていた方も、講義が始まると排泄の仕組み、尿失禁の種類、失禁時の用具の選定などの話にはとても真剣に聞き入っておられ、排泄については高い関心をお持ちであると感じました。

実際に軽失禁パットや軽失禁パンツなど手に取ってみていただきました。軽失禁パットでも布製で洗って繰り返し使うことが出来るタイプのものには参加者の方も初めてみられた方が多く、使用方法などの質問がたくさんでていました。また、講義後は吸水パッドと生理パットとの吸水実験も行いました。どちらも見た目は似ていますが、吸水量や使用後の肌触りの違いにとても驚いてみえました。

排泄については気軽に相談できる場所が少なく、オムツ選びや尿漏れ対策に困っている方が多いとお聞きしました。

オムツ選びや尿漏れ対策にオムツ選びや尿漏れ対策にミニむつき庵楽桃ではクリニック外来日に合わせて、お結びホールでサンプルの展示と相談を行っています。

実際に展示品は手にとって見ることもできます。地域の方が排泄で困ったときに気軽に立ち寄っていただき、相談ができる場所になれればと思います。
看護師 佐藤
2023年12月17日
「お結び健康まつり3 〜寸劇『在宅医療を知ろう』〜」
鈴木医師が作成した在宅医療についての寸劇には、以下の登場人物がいます。

在宅医療の寸劇在宅医:鈴木医師
訪問歯科医:結デンタル 宮本医師
訪問看護師:丹羽看護師
訪問介護士:坂本事務
ケアマネージャー:佐藤事務
与平:岐阜信用金庫 山田次長様
与平妻:長田
ナレーション:小松事務

この寸劇では、与平が畑で脳梗塞を発症し緊急入院。後遺症で麻痺が残りました。与平家族にとって初めての介護生活が始まったところから、多職種が自宅で家族を支えながら生活が始まります。

在宅医療の寸劇在宅医療の寸劇在宅での生活をテーマに、登場人物たちが患者さんの自宅を訪問し、治療やケアを行う様子が描かれています。

舞台、演出、大道具、衣装など、すべてスタッフの手作りということで、地域の方々にとって身近な存在であることが伝わったのではないでしょうか?

本番までの短い期間、忙しい診療やお仕事の合間をぬって、台本の読み合わせやリハーサルなどを行い、チーム力に脱帽しました。
在宅医療の寸劇 在宅医療の寸劇 在宅医療の寸劇 在宅医療の寸劇 在宅医療の寸劇 在宅医療の寸劇
細かな演出やアドリブを加え、鑑賞してくださった住民さん方に笑っていただきながら、在宅医療についての理解を深めることができたのではないでしょうか?

在宅医療についての寸劇を通じた啓発活動は、地域住民の方々にとって非常に有益なものです。在宅医療についての理解を深め、地域の医療サービスの充実につなげていきます。
在宅医療の寸劇 在宅医療の寸劇 在宅医療の寸劇
在宅医療の寸劇在宅医療の寸劇ぜひ次の公演では、訪問看護師さん、訪問介護士さん、ケアマネージャーさんに出演していただけると嬉しいです。
看護師 長田
2023年12月16日
「お結び健康まつり2 〜バランスボール〜」
11月29日(水)に第2回お結び健康まつりを開催いたしました。

バランスボールバランスボールわたしは当日バランスボールを担当させていただき、コミュニティスペースの「お結びホール」にてバランスボールを用いた体操を行いました。

ご参加くださった皆様に「バランスボールを持っている方はいますか」と問いかけたところ、多くの方が挙手をされ皆様の健康への関心の高さに驚きました。

バランスボール第1部と第2部合わせて30名近くの方にご参加いただき、音楽に合わせながら笑顔で楽しく身体を動かしていただきました。実際体験してみると手と足違った動きを行ったりするなど想像以上に難しく、筋力だけでなく脳トレにもつながると実感しました。

終了後、皆様から「楽しかった」や「身体が温まった」などたくさんの明るい言葉をかけていただいたことが、嬉しかったです。

バランスボールバランスボール最後に、今回のお結び健康まつりにご協力いただいた岐阜信用金庫様、結デンタルの宮本佳宏先生、スタッフ全員でバランスボールを体験し、笑顔でイベントを締めくくりました。

今後も地域の皆様とのつながりを大切にし、皆様の身体もこころも元気になれるようなイベントを開催していきたいと思います。
看護師 小松
2023年12月15日
「お結び健康まつり1 〜お口のおはなし〜」
お口のおはなし11月29日に開催されたお結び健康まつりで、医療法人一栄会 結デンタルの宮本佳宏先生にご協力いただき、「お口のおはなし」について講義していただきました。

予定では第一部に講義、第二部はお口の相談の二部制でしたが、たくさんの方がご参加くださり、急遽を講義を2回に増やしての開催となりました。

歯ブラシ+フロスや歯間ブラシを使用すると汚れの除去率が上がること、「オーラルフレイル」といわれる話がしにくい、飲み込みにくい、むせる、こぼすなどの口の中の機能低下のチェックリストとその対策、定期歯科受診の大切さなどをスライドを用いてわかりやすく説明していただき、参加された皆さんも真剣に聞き入っておられました。

講義の中で「歯1本の価値はいくらか?」という問いを先生が投げかけ、30万や50万くらいかなとの声が聞かれましたが、なんと「1本100〜150万円」との回答で皆さん驚かれていました。私自身も50万くらいかなと思ったのでこの金額には衝撃を受け、今ある歯を虫歯などで失わないように日々のケアをしっかり行おうと思いました。

人数限定でご希望の方のみお口の相談も開催し、退室された際に「今日は来てよかったわ」と声をかけてくださいました。

在宅医療では医科と歯科が連携していることも多いので、今後も歯科の方と一緒にこのようなイベントを定期的に開催して皆さんの健康増進に役立てていただければと思いました。
看護師 坂本
2023年12月11日
「看護師による特定行為研修の実習受け入れ」
12月11日より、当院で初めて看護師による「特定行為研修の実習協力機関」として特定行為実習生を受け入れが始まりました。

実習受け入れをしながら、在宅療養支援診療所として特定行為研修修者の活用も並行して検討していきたいと考えています。

特定行為研修とは特定行為研修とは「特定行為研修」については、こちらの厚生労働省の資料をご覧ください。
看護師 須田
2023年12月1日
「アルコール検知器使用義務化」
令和5年12月1日より、運転者に対する酒気帯びの有無確認方法について、アルコール検知器を用いたアルコールチェックの義務化が施行されました。

当クリニックは早速、各車に1つずつと事務所に1つの、計5つのアルコール検知器の購入を行いました。

アルコール検知器スタッフみんなで事前にアルコールチェッカーの使用方法を確認し、以前から使用していた運転日誌にもアルコール検知器有無の項目の追加を行い、検査の実施をスタートしました。

始めたばかりはスタッフも戸惑っていましたが、今では運転前の習慣となっております。スタッフ全員安全運転に心掛けていきたいと思います。
事務 駒田
2023年11月30日
「災害伝言ダイヤルの活用」
災害訓練「災害用伝言ダイヤル(171)」をご存知ですか?地震、噴火などの災害の発生により、被災地への通信が増加し、つながりにくい状況になった場合に提供が開始される声の伝言板です。

訪問診療はクリニックの外の療養者様のご自宅で医療が提供されます。「もし、診察中に被災したら?」「もし、訪問診療をしているスタッフに電話がつながらなかったら?」…もしもの備えとして、災害訓練の一環で「171番」の利用方法を復習する取り組みをしています。

今年は11月に2回、診察中に大地震が来て、クリニックに電話がつながらなくなったという想定で、171番伝言ダイヤルを利用する訓練を行いました。抜き打ちの訓練でしたが、どのスタッフも冷静に事前に登録しておいた伝言を確認することができました。

いざ、被災した時は慌ててしまうものです。出来るだけ冷静に行動できるように、訓練を継続していきたいと思います。
看護師 一色君佳
2023年11月19日
「参院議員、県議、市議の訪問」
2年前に市議会市民フリースピーチで「人工呼吸器装着者の非常用電源補助に関するお願い」スピーチの機会を得て、1年後に制度化していただくことができました。そのスピーチ後、すぐに元市議会議員の三浦さんが駆け付けてくださり、小さな声に耳を傾けてくださいました。

参院議員、県議、市議の訪問19日は、三浦さんのお声掛けにより文部科学省政務官安江参院議員と秘書さま、医療福祉委員を努められライフワークで医療的ケアの支援もしておられる木藤県会議員、現犬山市議会議員諏訪議員、そして三浦元議員がクリニックを訪問してくださいました。

参院議員、県議、市議の訪問院長からは「在宅医療の概要と現状と課題」を、そして私は「医療的ケアにまつわる研修や人材不足、タスクシフトに関する課題」などをお伝えしました。お話をお伝えする中で丁寧に耳を傾けてくださり、ご質問もいくつかありました。

複雑で多岐にわたる課題ですが、一歩ずつ前進することを願っています。そして、私たちは目の前のことに真摯に取り組んでいきたいと思います。
看護師 須田
2023年11月13日
「第14回 全国在宅医療テスト」
全国在宅医療テスト毎年秋恒例の全国在宅医療テストを、スタッフ全員実施しました。初夏ぐらいからテスト勉強をしないといけないなと思いつつ、毎年気づいたらテスト当日になっています…。

テスト後はスタッフ同士がテストの振り返りの会話を繰り広げるのですが、皆苦笑いをしています。テストはただ勉強するのではなく、日頃のクリニックが行っている診療行為・保険点数の振り返りにもなるので、改めて日々勉強だと実感しました。
医療事務 青山
2023年11月5日
「秋桜健康祭り参加」
秋桜健康祭り秋桜健康祭り秋晴の中、「犬山市市民健康館さら・さくら」の秋桜健康祭りにおいて、認知症初期集中支援チームつなごっととして認知症相談コーナーで参加させていただきました。

相談者のみなさんは、「最近、年齢も重ね自分が認知症ではないか」「家族が認知症かも…」などの相談に関して、あんしんして暮らせる犬山市認知症ガイドブックを手に取っていただき説明させていただきました。

秋桜健康祭りその中でも日頃の運動の取り組みにお尋ねすると、みなさん意識して「30分は歩いているよ」「グランドゴルフを楽しんでいるよ」と自身でも健康に気をつけ、いつまでも健康で暮らしたいという願いが伝わってきました。

また、地域の方が「何か様子がおかしいね」「誰に相談したらいいか」と迷われるときの対応方法をお伝えし、相談場所があることはうれしいなどの声が聞かれました。

会場では、その他にもロコモチェック、セルフでできる「はり、きゅう、ツボ」、血管年齢測定などもあり、参加された方はいろいろな健康チェックを体験されご自分の身体の様子を知ることで、運動や食事に気をつけることが何よりの健康の秘訣と思われたと思います。

久しぶりの開催で、会場では賑やかな声があちらこちらで聞こえて皆さんの元気な姿がみられた一日でした。
認知症初期集中支援チーム「つなごっと」丹羽
2023年11月1日
「第19回結楽サロン」
第19回結楽サロン第19回結楽サロン秋の陽気が感じられる良き日に、第19回結楽サロンを開催致しました。9名の方の参加(内幼稚園児1名)がありました。

今回、4年程前にサロンに参加して下さったAYA世代のご遺族様が再び参加してくださるとお聞きし、マッチングする方2名(一般の方と4年前にピアサポートに一緒に参加された方)にお声をかけさせていただき、快く参加していただきました。

今回は若くして最愛なるご主人様を亡くされた方が数名おられ、これからの自分の人生のヒントをみつけて帰って行かれる方もおられました。「経験を持って支え、支えられる関係を築くとはこういうことだな」と、このサロンで手に取るように感じました。このサロンを大切に続けていきたいと思う瞬間でした。

第19回結楽サロン次回のサロンは2024年2月29日(木)です。ご興味がある方のご参加をお待ちしおります。

可愛い娘さんが涙を流すお母さんへ、スタッフと工作したプレゼントでサプライズ!

第19回結楽サロン 第19回結楽サロン 第19回結楽サロン
看護師 水野
2023年10月31日
「第2回お結び健康まつりのご案内」
皆様のおかげをもちまして、新社屋開設から1年が経ちました。

今回、地域住民の皆様と今後在宅医療をお考えの方を対象に、「在宅医療を知ろう」をテーマとした在宅医療の啓発、そして地域住民の皆様に当院を知っていただく機会になればと思い、「第2回お結び健康まつり」を開催いたします。

第2回 お結び健康まつり第2回 お結び健康まつり「第2回 お結び健康まつり」
日程:11月29日(水)
時間:10時15分〜12時(10時受付開始)
開催場所:結ファミリークリニック

もしご興味がありましたらご参加ください。ご予約は11月13日(月)〜17日(金)の11:00〜16:00お電話(0568-68-3311)にてお願いいたします。スタッフ一同、心よりお待ちしております。
看護師 水野
2023年10月30日
「災害訓練に参加しました」
災害訓練10月24日に、当院で訪問している療養者様のお宅で開催された災害訓練に参加しました。

昨年度も実施させていただいた、人工呼吸器を使用されている療養者様のお宅で行われました。今年度の企画担当はケアマネジャーさんです。日頃関わっておられる訪問介護、訪問看護の皆さんだけでなく、市役所福祉課、健康推進課の方、保健所保健師さんもご参加くださいました。

災害訓練また、今回支援を実践されている訪問看護さんが、別の在宅人工呼吸器を使用されている療養者様の支援中に停電でお困りになったことを経験された中からマニュアルを作成してくださり、そのマニュアルに準じたシミュレーションを行ってくださいました。

災害訓練多数の訪問介護事業所も関わっておられる方なので、その方たちにマニュアルに即した人工呼吸器、吸引機などの医療機器の電源確保の方法を実践いただき、訪問看護さんが作成してくださった停電時のマニュアルの修正箇所についても話し合える訓練となりました。

災害訓練外では、「犬山市在宅人工呼吸器使用者への非常用発電機貸出事業」でレンタルできる発電機の駆動方法の確認や、電源が何も確保できなかった時、バッテリー電源も使えないとなった時のために、アンビューバックでの換気方法も練習しました。
災害訓練また、去年の訓練から奥様がポータブル電源をご購入されていましたので、そのポータブル電源を用いながらかなり実践的な訓練をし、多くいる支援者で共有できる訓練となりました。

大規模災害となると、普段関わっている支援者も被災する事を想定しないといけません。その中で、まずどのように命を守るのかを考えるいい機会となりました。今後も常時にどのような備えをしていくのかを考えながら、連携していきたいと思います。
看護師 一色君佳
2023年10月21日
第43回 愛知県難病講習会第43回 愛知県難病講習会2023年10月19日に開催された令和5年度(第43回)愛知県難病講習会に、シンポジストとして参加したことをご報告したいと思います。

この講習会は、難病に関する知識や経験を共有することで、社会的な課題に対する理解や支援を深めることを目的としています。今年のテーマは「医療依存度の高い難病児・者の災害対策について 〜地域での医療連携体制を考える〜」でした。

第43回 愛知県難病講習会私はシンポジウム「難病対策の実践事例」で、結ファミリークリニックで行っている難病対策について報告しました。

私たちは、難病療養者とそのご家族が安心して暮らせるように、以下のような取り組みをしています。

  • 災害時に備えた個別災害訓練:療養者とご家族のニーズやリスクを把握し、災害時に必要な電源確保の方法や対処方法をチーム員と共に企画し年1回訓練を実施しています。
  • 災害時に活用できるネットワークの構築:療養者とご家族を支援するチーム員や行政と連携し、災害時に迅速かつ効果的に支援できるようにします。
  • 災害時に役立つ情報・教材の提供:療養者とそのご家族とチーム員が災害時に自分たちでできることや注意すべきことを知るために、パンフレットや必要な情報・教材を作成・配布します。

第43回 愛知県難病講習会私の発表では、これらの取り組みの具体的な内容や効果について、事例やデータを交えて説明しました。また、今後の課題や展望についても触れました。

発表の後には、参加者からの質問や意見が多く寄せられました。私も他の参加者の発表や意見から、多くのことを学ぶことができました。特に印象に残ったのは、以下のような点です。

  • 難病療養者の災害対策は、多様な視点や専門性を持つ人々の協力が必要であること。
    さまざまな分野や立場の人々が連携し、難病療養者のニーズに応えることが重要であることを感じました。
  • 難病療養者の災害対策は、日常的な支援と連動していること。
    災害時に必要な支援は日常的に行われている支援と同じであることが多く、災害時に備えることは日常的な支援を充実させることでもあることを理解しました。

愛知県難病講習会に参加して、難病療養者の災害対策について深く考える機会になりました。難病療養者の災害対策はまだまだ課題が多く残っていますが、一人ひとりができることから始めていきたいと思います。私も結ファミリークリニックで難病看護師として、難病療養者さんやそのご家族のサポートを続けていきます。

最後に…この講習会を企画・運営された愛知県保健医療局健康医務部 健康対策難病対策グループの皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。また、鈴木医師と4名職員が同行してくださり、大変心強かったです。

第43回 愛知県難病講習会第43回 愛知県難病講習会無事に発表を終えると鈴木先生から「お疲れ様!」とケーキの差し入れ♪ ありがとうございました。
看護師 長田
2023年10月20日
「『人生会議』出前講座」
尾北医師会 在宅医療・介護連携推進事業では、住民啓発グループとして「人生会議」について啓発する活動をしています。私は多職種メンバーの一人として、クリニックを代表して活動をしています。

「人生会議」出前講座今回、市老連・犬山地区連合会「天神クラブ」さんからお声がかかり、「人生会議」出前講座へ講師と言ってはおこがましいですが参加して参りました。

天神クラブの方は40名で、まさにアクティブシニアの方々ばかりで会場は熱気に包まれていました。この日は敬老会の一部としてお声掛けしていただきました。

今回、私の方からは…
(1)尾北医師会で作成された電子紙芝居「聞きたい、伝えたい、〜人生会議しませんか」の上映
これは実によくできている紙芝居で会場から笑い声や共感の声などこぼれ楽しくご覧になってみえました。

(2)「届け!私の想い」紹介
これも尾北医師会で作成されている「人生会議」について説明されたリーフレットです。とてもわかりやすく書かれており、結の診察の中でも使用させていただいています。

(3)クイズ!考えてみよう「わたしのこと」
「人生会議」出前講座「病気になった時にどこで過ごしたいか」を、クイズ形式で考えていただきました。意外に皆さんこのようなことを考えられたことはない方が多かったです。

皆さんにその場で考えていただき挙手をしてもらいましたが、「自宅」で過ごしたいと思う方が半数くらい。「病院」と考える方が4分の1くらい。「施設」と考える方も4分の1くらい。「まだわからない」と言う方が数名でした。

これも聞いてみないとわからない、考えはそれぞれ違う、ということも体感していただけたと思います。

今回ご一緒した犬山病院のケースワーカーの緒方さんからは…
(4)「人生会議」ミニ体験会
会場の皆さんで5〜6人程度のグループになり、グループで「もしばなカード(簡易版)」を使い体験してもらいました。各グループわいわいと賑やかに進みました。カードを順に引いていき、最期の時に大切だと思うカードを自分なりの考えで残し、ゲームの最後に皆さんにお披露目するという流れです。

最後にカードをお披露目した際のこと…ある男性は「いつも花がそばにある」ことが大切とカードを残してみえ「死んだときはお花いっぱいに飾ってほしい」と話され、同じグループの女性陣より「ロマンチックね、いいわね」と会話が弾んでいました。

また、あるグループの女性3名は「いつも友達がいる」「お話をする人がいる」「笑いとユーモアがある」とそれぞれ選ばれ、「私たちのカード見て。いいでしょ〜」と楽しそう。また、ある男性は「ひとのために役に立つ」を選ばれ、周りからは「あなたいつも実行しているから偉いわ」と日々のその人なりを知る方から、その人らしいカードを選ばれたことを感心される声が上がりました。

「天神クラブ」の皆さまは、和気あいあいとされていて素敵な方ばかりでした。あっという間の1時間でしたが賑やかに楽しい時間を一緒に過ごさせていただきました。

ご自宅に帰られたあと、ご家族や大切な方、ご友人と「もしものとき」の希望やこれからの「夢」や「希望」、病気やケアが必要になった時に「どこで過ごしたいか」など何度も何度もお話をお互いにしていただく切っ掛けになれば幸いです。ありがとうございました。
看護師 須田
2023年10月2日
「第28回日本難病看護学会学術集会に参加しました」
日本難病看護学会学術集会日本難病看護学会学術集会まだ暑さの残る9月30日と10月1日に、新潟医療福祉大学で開催された日本難病看護学会学術集会に参加してきました。

名古屋を出る時は「暑い…」と思いながら飛行機に乗り込んだのですが、新潟は少し肌寒く感じるような気候でした。

災害支援について、多く講演が挙げられていました。難病を抱える方は日々の生活や介護で精いっぱいで、非常時である災害のことまで考えることが出来ていないことが多く、もし災害が起こったとしても自宅避難をしたいとおっしゃる方が多いようです。避難所は健康な方でも過酷な環境であることが多いので、難病や障害を抱える中でどのように過ごすのかイメージができないようです。

薬を備えておく、物を備えておく、体を動かして病気が進行しないように備えておく、いざという時に助けてもらえるよう日々人とのつながりを作っておく…。非常時で考えるのではなく、日々の生活の中で備えをしていくことが災害の備えに繋がるという考え方に、自分自身の考えも変える必要性を感じました。

院でも災害支援について取り組んでいる所ですが、講義を聞く中で今後どのように取り組んでいくといいのかヒントを沢山いただいたように思います。

以前、オンラインで参加した時には感じられなかった臨場感を現場で感じながら、直接講義を受けることで今までの支援が自分の中で繋がっていくような感覚がありました。コロナの流行でオンラインで参加する事が多くなりましたが、やはり直接現地で勉強することはとても有意義であると感じました。

日本難病看護学会学術集会夜は新潟の郷土料理や利き酒を楽しみながら、学術集会での学びの余韻に浸っておりました。参加させていただき、ありがとうございました。
日本難病看護学会学術集会 日本難病看護学会学術集会 日本難病看護学会学術集会
看護師 一色君佳
2023年10月1日
「犬山オレンジフェスタ参加」
犬山オレンジフェスタ9月14日に産学官連携による認知症の啓発イベントが、キャスタヨシズヤ犬山店で開催されました。

このイベントでは、アルツハイマー月間に合わせて認知症について理解し、そのご家族や地域で支えていけるように、市だけではなく企業や学生を含めた認知症の取り組みがされていました。

認知症初期支援チーム「つなごっと」は、認知症相談窓口として参加いたしました。足を運んでくださった方は「何の相談するところ?」「私はまだまだ認知症なんて…」という方や、「最近もの忘れが…」「私は一人暮らしで栄養が足りているかしら?」などのご相談がありました。

犬山オレンジフェスタ日頃、いろんな方とお話される機会がないせいか、皆さん「お話ができて楽しい」「困った時は相談に行くからね」など地域の様子や自分の健康などが一番心配なようでした。

「認知症の方を見かけたらどうしましょうか」などの質問にも、真剣に自分の地域のことを考え「年齢を重ねると誰しも心配なこと」「自分こととして考えないといけないね」などの色々なご意見がありました。

犬山オレンジフェスタ会場には認知症に関するパネルや認知症の予防体操、認知症クイズ、血管年齢測定、タッチセラピー体験などがありましたので、1年に1回はご自身の体力や記憶力を見てみることも良いですね。

地域の皆さんと一緒にこの町の豊かな仲間を作り、「認知症になってもこの町に住み続ける」犬山市でありたいと願う一日でした。
認知症初期集中支援チーム「つなごっと」丹羽
2023年9月30日
「憧れのフランス・ギリシャへ」
フランス・ギリシャ先日、夏季休暇と年次有給休暇を合わせて取得させていただき、フランスとギリシャに10日間旅行に行ってきました。2020年のコロナ禍に入籍したため新婚旅行に行けずにいましたが、今回スタッフの皆様のご協力もあり、3年越しに夢が叶いました。

フランスへは中部国際空港から飛行機で20時間かかりました。パリ市内に到着すると、長時間移動の疲れも吹き飛ぶほど美しい街並みが広がっていました。パリ市内では街の景観を守るため、新しいビルに建て替えることはせず、旧建築の建物を大切にしているそうです。そのため、築100年以上の建物も珍しくないのだとか…。

フランス・ギリシャフランス・ギリシャフランスでの一番の思い出は、セーヌ川ディナークルーズです。パリの美しい街並みを見ながら美味しいフレンチを食べることができ、非常に幸せな時間でした。

食後にデッキから見た、エッフェル塔がキラキラと点滅する「シャンパンフラッシュ」は瞼に鮮明に焼き付いています。

フランス・ギリシャフランスを満喫したところで、次にギリシャのエーゲ海に浮かぶ島、サントリーニ島に到着しました。サントリーニ島は「白い建物×青い屋根の教会×紺碧のエーゲ海」のコラボレーションが美しく、まるで絵本の世界に入り込んだようでした。

フランス・ギリシャギリシャの島に癒され、いよいよ旅のクライマックス「パルテノン神殿」です。歴史の教科書でしか見たことなかったのですが、その大きさは想像以上で圧倒されてしまいました。

今回のフランスとギリシャでの旅の思い出は生涯忘れないと思います。入職してまだ2年目というのに長期のお休みをいただき、院長をはじめスタッフの皆様には感謝しかありません。ありがとうございました。
看護師 小松
2023年9月29日
「コンフォートカフII勉強会を開催しました」
コンフォートカフII勉強会コンフォートカフII勉強会9月21日と29日の2日間、当クリニックお結びホールにてフィリップス・ジャパンの犬飼様にお越しいただき「コンフォートカフII」の勉強会を開催しました。

現在人工呼吸器を使用していらっしゃる療養者様にお使いいただいている「カフアシスト」が随時「コンフォートカフII」に変更していく可能性が高いということで、現在訪問看護や訪問介護などで携わっていただいている皆さんにお声掛けさせていただき、両日で合計35名と大勢の方にお集まりいただきました。

説明後は「コンフォートカフII」を実際に操作していただくことでイメージしていただけたかと思います。「コンフォートカフII」以外のことでも、普段疑問に思われていらっしゃることを直接フィリップス犬飼様に質問されている場面もありました。

今後も多職種の皆さんが療養者様に安心して関わっていただけるよう、クリニックで勉強会など開催できたらと思います。ご希望がありましたらお知らせください。お忙しい中、ご参加いただきありがとうございました。
看護師 井戸
2023年9月15日
「土嚢作成」
温暖化の影響でしょうか…今年も突然の豪雨が沢山ありました。訪問診療は、あまりに強い豪雨の時は一時診療を中断することがあります。車での移動になりますので、職員の安全を守りながら対応しております。療養者様にご不便おかけする事もあるかもしれませんが、ご協力の程よろしくお願いいたします。

最近の夏の大雨は突然ものすごい勢いで始まりますので、新社屋も雨水への対策が必要になっております。間口の広い扉もありますので、雨水侵入の備えが必要です。

土嚢作成先日、災害対策チームで土嚢袋と砂を購入し、土嚢を作成しました。女性のスタッフが多い職場ですので、女性でも運びやすいようなサイズになってます。

まずは自助…日々の備えをしています。
看護師 一色君佳
2023年9月12日
「ゆめの会」
9月12日に、江南保健所主催の神経系難病患者・家族のつどい「ゆめの会」の講演会が3年ぶりに開かれました。コロナ禍のために2年連続で中止となって、同じ疾患を抱える方同士が集まって交流できる機会が減っていたところでしたので、今回は部屋満席になるほど多くの方が集まられました。このような会に呼んでいただけたことに嬉しく思います。

ゆめの会今回は「みんなで最新の治療を学ぼう」というお題をいただきました。最近の治療は、いま話題になっているアルツハイマー病治療薬のレカネマブに代表されるように、疾患の進行そのものを抑える疾患修飾薬というものが中心になってきます。

原因となる物質、例えばアルツハイマー型認知症であればアミロイドβ蛋白、パーキンソン病であればシヌクレイン蛋白となりますが、それを免疫物質の抗体で取り除いたり、産生自体を抑えたりして減らすことにより、疾患の進行そのものを抑えたり止めたりするものです。

すばらしい治療の様に聞こえますが、今のところは残念ながらそれほどいい結果は得られておらず、アミロイドβに対する抗体は効果が既承認薬のドネペジルよりも弱く、脳出血や脳浮腫などの副作用があることが分かっていますし、シヌクレイン蛋白を除去する治療に至ってはほとんど効果がなかったとされています。有効な疾患修飾薬が出るまでには、まだまだ道のりは遠いようです。

一方で、最近承認されたパーキンソン病治療薬の、ホスレボドパ/ホスカルビドパ水和物(ヴィアレブ®)は一定の効果がありそうで期待しています。これまでは経腸吸収薬でしたが、ヴィアレブは直接血液中に投与するもののため、血中濃度を一定に保つことができます。まだ今年の6月に承認されたばかりで、導入できるのが9月の時点で大学病院レベルに留まっていますので、これから地域主幹病院へ広がっていくともう少し導入しやすくなるかもしれません。

クスリの話しばかりになりましたが、神経難病で大切な三大治療は「薬物治療」以外に「リハビリ」と「栄養療法」があります。特に栄養療法は近年注目されていて、パーキンソン病の方は痩せる方が多く、栄養障害により筋力低下や嚥下障害を来し、悪循環になるとされています。筋萎縮性側索硬化症は、体重減少が予後不良因子にもなっています。病初期から十分な栄養を摂って運動することで、薬以上に効果が得られる場合があります。

また、在宅医療で診ている方はほとんどが進行期の方ですので、病気自体よりもそれに付随する合併症が問題になることが多くなります。その代表が肺炎と転倒・骨折です。特にパーキンソン病の方は肺炎で亡くなる方が半数を占め、その残りの半数も肺炎がきっかけで寝たきりになったり衰弱したりしますので、肺炎予防が非常に大切になります。早期から嚥下訓練をし、特に口腔ケアを行うことが肺炎の予防になります。運動して身体の動きに合わせた環境整備をすることで、転倒・骨折も予防できます。

会場からいくつか質問をいただきました。その中のいくつかは、今現在受けている治療が正しいかという不安感からくるものでした。神経疾患の治療、特に進行期には一人ひとりの症状に合わせた治療が必要になりますので、一概に正解はありません。まずはずっと診ていただいているかかりつけの先生を信頼して、よく相談することが大切なことだと思います。それでも心配であれば専門外来への紹介やセカンドオピニオンが良いと思います。
院長 鈴木欣宏
2023年9月8日
「鮎」
今回の日記は、院長のお父様が釣られた鮎を食べた体験談をお届けします。

院長の父先日、院長のお父様が岐阜県の清流で鮎釣りをされ、美味しい鮎を釣られたそうです。その鮎をクリニックに届けてくださいました。

急遽バーミキュラでご飯とお味噌汁を炊き、クリニックの庭「銀の庭」に設置されているファイヤーピットの焚き火台で焼いた鮎と一緒にいただきました。焚き火台で焼かれた鮎は香ばしくてジューシーで、とても美味しかったです。身体も心も温まりました。
鮎 鮎 鮎
岐阜県の清流で釣られた鮎は、本当に美味しいですね。また、院長のお父様が釣られた鮎は、特別な思い出となりました。
看護師 長田
2023年9月5日
「犬山市民生委員児童委員協議会高齢者福祉部会 研修会に参加しました」
犬山市民生委員児童委員協議会高齢者福祉部会 研修会9月5日に、犬山市認知症初期集中支援チーム「つなごっと」の活動についてお話しをさせていただきました。実際に関わらせていただいた事例を紹介しながら、「つなごっと」がどのように関わっているのかをお話しさせていただきました。

犬山市も高齢化率が高くなってきております。日々、地域で活動しておられる民生委員の方々も、「認知症ではないか?」と思う地域の方とのエピソードをお持ちのご様子でした。どのように関わればいいのか悩む場面も多いようです。とても関心高く、熱心に講義に耳を傾けていただき、その後も多くのご質問をいただきました。

対応の仕方でお困りになっている事柄について、なかなか一朝一夕に解決する事が難しいことも多くありますが、そんなお困りごとに寄り添っていけるチームでありたいと思っています。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
犬山市認知症初期集中支援チーム「つなごっと」一色君佳
2023年9月1日
「RPA導入」
RPA!?「ロボティク・プロセス・オートメーション」を通称RPAと言います。RPAでは単純作業のミスや確認ストレス、慢性的な人材不足などを解決し、人に頼むことによる精神的ストレスや定期的なリマインド、本来は人に引き継げそうな業務でもパソコンでやっている業務をそのまま管理画面で入力するだけで、時間問わず「正確に」「確実に」実行してくれます。

今年度の当クリニックの経営目標の中の1つに、「RPAを導入して欠員による影響を小さくするとともに、作業を効率化することで付加価値の高い作業に注力します」というのがあります。そこで、2社の面談を受け当院にあったRPAを導入しました。

4月からのトライアル期間を経て、7月よりロボパット認定プログラムを受講することにしました。導入当初は「ロボットに仕事を覚えてもらう?」「どんな仕事が覚えられる?」「どんなパソコン操作が必要なの?」「このマークは何?」など、初めて触るRPAのシステムに戸惑い、初めて聞く用語ばかりで苦戦の連続でした。

RPA認定RPA認定でも、人は前を向いて進もうという気持ちがあれば出来るようになるものです。認定プログラムも受講が終わり、認定証が貰えました。

システムが少しずつ分かってきたので、今後は経営目標にあるように「RPAに業務を任せられるようにするにはどうすべきか」を考えていこうと思います。
看護師 野木森
2023年8月30日
「受付対応ロールプレイング」
結ファミリークリニックには、ホスピタリティ委員会という委員会があります。

ホスピタリティ委員会では受付の質の向上をめざす為に、スタッフ全員で「受付対応ロールプレイング」を行いました。スタッフをお客様役と受付役に分け、お客様役はさまざまなパターンを考え、スタッフが臨機応変に動けるように実践を行いました。実践後にはスタッフ同士で評価を行い、改善点や取り入れるといい点をスタッフで話し合いました。
受付対応ロールプレイング 受付対応ロールプレイング 受付対応ロールプレイング
私は普段クリニック内での業務が多く、受付に立つことが多い為、実際クリニックで受付ロールプレイングを行い他のスタッフの応対の仕方を見て、自分に出来ていなかったことや他のスタッフの良い点、自分の悪い点を知ることが出来ました。

この体験を生かして、患者様や来訪者の方々へより良い受付応対ができるよう今後心がけていきたいと思っております。
事務 駒田
2023年8月21日
「リノベーションジャーナルに掲載されました」
リノベーションジャーナルリノベーションジャーナル建築雑誌「リノベーションジャーナル VOL.18」に、結ファミリークリニックの新社屋の建物についての特集が掲載されました。

社屋設計をしてくださった「LLC住まい・まちづくりデザインワークス一級建築事務所」さんが携われた、他の建築物についての掲載もあります。

建築についてご関心がある方は、是非こちらの雑誌をご覧になってください。素敵にご紹介されています。
看護師 須田
2023年8月20日
「『在宅療養支援診療所看護師における特定看護師の実践』院内研修会 開催」
今年度新たな試みとして、看護師による「特定行為実習施設」として京都橘大学さんを通して厚生労働省に当院も登録をし、冬には初めて実習施設として稼働する予定になっています。

そこで、6月の在宅医療連合学会に現地参加をした際、「看護師の特定行為」に関する情報収集を目的の1つとして参加をして来ました。現地で発表をされていた大阪の医療法人いなだ訪問クリニック 日本看護系大学協議会 ナースプラクティショナー(以下NPと略) 在宅ケア認定看護師 守屋 有紀子さんとお名刺交換や情報交換をさせていただき、今後の連携をお願いをして帰路につきました。早速、院内勉強会を依頼させていただきましたところ快くお受けいただくことができました。

看護白書8月17日(木)診療が終わった17時よりZOOMで大阪の守屋様と結ファミリークリニックを繋ぎ、「在宅支援診療所看護師における特定看護師の実践」について1時間ほど講義と質疑応答をお願いしました。

病院での特定行為に関しては実施する施設も情報もありますが、在宅療養支援診療所での実施事例は少なく情報もほとんどありません。NPであり在宅ケア認定看護師として在宅支援診療所で活躍される守屋さんのお話は、看護師として自律的・能動的・科学的根拠を持って医師や地域の訪問看護ステーションさんと連携して療養者の生活の質をあげ、創傷の治癒過程を促進するものであり大変勉強になりました。

まだまだ、準備していく段階で分からないことも多いですが、前向きに建設的に相談しながらすすめていきたいと思います。
看護師 須田
2023年8月16日
「子どもお仕事参観日 開催」
毎年恒例の、スタッフの子どもを対象にした「子どもお仕事参観日」を8月16日に開催しました。ここ2〜3年は感染予防もあり、縮小したり形を変えたりしながら継続しています。

クリニックを支えるスタッフは、子育て世代のママや子育てを卒業して孫の面倒もみる先輩ママがほとんどです。未来を担う子どもたちが医療福祉の仕事を知り、親が楽しくやりがいを持って働く姿を見せることはとても大切なことと考えています。

今年もゲストも交え、下は幼稚園から大学生まで5家族10名の子どもたちが参加してくれました。今年は以下のような内容でした。

「サッカーが得意なお兄さん・お姉さんと対戦しよう!!」
長田看護師の大学生兄妹を中心に、サッカー対決で子ども同士の交流会を実施しました。

サッカー対戦長田兄妹は長くサッカークラブチームに所属をしていたためサッカーに長けています。また、サッカーチームに現在所属する他のスタッフの小さな子どもたちもいます。

身近なお兄さん・お姉さんの姿に触れ憧れや希望や夢に繋がる企画です。外部のフットサルパークを借りて、年齢に差がありますが長田兄妹が楽しく対戦をリードしてくれました。

サッカー対戦 サッカー対戦 サッカー対戦

「先輩ママが作るカレー&ビッフェでランチ」
もう既に子供も成人して孫もいる看護師須田・丹羽を中心に、前日から業務スーパーなどに買い出しに行き、張り切って50人分のカレーととんかつを揚げたり、サラダ、アイスクリームなどのデザートコーナーも作りました。会場は、事務青山の中学生の娘さんが、夏らしく色画用紙で提灯を上手に作り色どりを添えてくれました。

カレー&ビッフェランチ カレー&ビッフェランチ カレー&ビッフェランチ カレー&ビッフェランチ カレー&ビッフェランチ カレー&ビッフェランチ カレー&ビッフェランチ

「長田お兄さんのアフリカのお話し 〜アフリカ留学〜」
アフリカのお話しアフリカに留学をしていた看護師長田の大学生のお兄さんが、アフリカへ留学した時のお話をたくさんの写真と共にスライドにしてお話をしてくれました。

アフリカの生活や環境の違いに小さな子どもたちも興味津々でした。最後に「ほかのくにのべんきょう」「がんばりたいことをみつける」「いろいろなことにかんしゃする」と、大学生のお兄さんならではの素敵なメッセージを送ってもらいました。最後のみんなの感想では、しっかりお兄さんのメッセージがみんなの心に届いていたことが分かりました。

「小牧在住の関歌子さんとお父さん・お母さんを招いて”視線入力ソフト Eye Mot3D”で対戦しよう!!」
歌子ちゃんは生後2ヶ月の時に全身の筋力低下や筋委縮が進む数万人に1人の難病「脊椎性筋萎縮症」と診断され、現在は人工呼吸器を装着しご両親が送迎する車で高校に通っている女子高生です。ご両親が運転する福祉車両に乗って遊びに来てくれました。

お父さんはさまざまな活動をしていますのでその紹介と「視線入力ソフト Eye Mot」について説明をしてくださいました。その後、視線入力の練習をして…いざ対決です!歌子ちゃんVSスタッフ・子どもたちで対戦しましたが、なんと歌子ちゃん全勝です!みんな歌子ちゃんの視線入力パワーに完敗です。

帰りはみんなで写真を撮り、握手をしてお見送りをしました。(※また別の日記で、参加の子どもさんのお話を改めてご紹介いたします。)

Eye Mot3D対戦 Eye Mot3D対戦 Eye Mot3D対戦 Eye Mot3D対戦 Eye Mot3D対戦

「秘密の企画 〜お母さんに感謝のプレゼントとお手紙を読もう〜」
参加のママスタッフは一旦退出。先輩ママ看護師水野・事務佐藤が中心となり、秘密の作成開始です。お菓子で首にかけるレイを作り、お手紙を書きました。

出来上がったところでまたママたちに入場してもらい、子ども達一人ひとりが自分のママに感謝のお手紙を読み、お菓子で作ったレイを首に掛け記念写真を撮りました。

お母さんに感謝 お母さんに感謝 お母さんに感謝 お母さんに感謝 お母さんに感謝

毎年参加してくれる子どもたちがどんどん心も体も成長して、再会が毎年楽しみです。みなさんの協力のおかげでいろんな経験ができ、働くママとその仲間たちと触れ合えた素敵な一日となりました。
看護師 須田
2023年8月10日
「広がれ『男性トイレにサニタニーボックス』配置」
8月9日(水)の中日新聞に「設置広がる男性トイレのサニタリーボックス 尿パット利用の患者らに」という記事が掲載されていました。津島市の市長が尿パットを利用する男性のSNS発信をみて、市役所等市内の男性トイレにサニタリーボックスを58ヶ所配置したというものでした。

当院でも1年前に新社屋に移転した際に、男性・多目的トイレにゴミ箱のほかに、使用済みオムツやパットを捨てることができるサニタニ―ボックスを設置いたしました。
サニタニーボックス サニタニーボックス サニタニーボックス
気になる臭いにも配慮したり、廃棄した際に先に利用した方の廃棄物が見えないような配慮ができないかと、いくつかのお店を見て周りました。最終的に子どものオムツ廃棄ボックスが一番機能的で見た目にもよく適していると、子ども用品売り場で購入してきました。子ども用と言っても私たちクリニックで利用するにも申し分ない大きさに機能です。

当院の丹羽看護師が主として活動しております「ミニむつき庵 楽桃」にも、一般の男性からのお問い合わせや訪問、電話相談もよく入るようになりました。今まで外出先でパットの処理などに困られる方もいらっしゃったと思います。全国に津島市のような認知と配置が進むと良いなと思います。
看護師 須田
2023年8月2日
「犬山市 若年がん患者在宅ターミナルケア支援事業」
犬山市 若年がん患者在宅ターミナルケア支援事業この度、犬山市にも「若年がん患者在宅ターミナルケア支援事業」が開始されました。

数年前、20代AYA世代(Adolescent&Young Adult:思春期・若年成人、15歳から39歳の患者)のがん療養者さまが病院から退院する際に訪問診療を利用する希望があり、私たちが訪問することとなりました。

急遽、退院の準備を行うことになったとき、20代の療養者さまには介護保険でいうケアマネジャーのような相談機関もなく、公費を使って福祉用具を借りることもできませんでした。急な退院だったため退院前カンファレンスを終えた後、対応してくださる福祉用具事業者を当たり20時過ぎにご自宅へ伺い、福祉用具の選定支援を行いました。

その当時、他市町では既に若年患者への福祉用具補助に関する制度も見受けられましたが、犬山市にはありませんでした。結婚・育児期でもあるAYA世代療養者が、療養による休職や医療費等福祉用具レンタル料実費でのお支払いは、病気療養だけでなく大きな負担となると感じていました。他市町にある支援制度の制定を日本中どこでも利用できるようにならないものかと、その時に強く感じておりました。

今回、犬山市のもこの支援事業が開始となり、「やっと」と言う思いとほっとする思いになりました。申請の手間などまだ課題はありますが、少しでも療養に係る負担を減らし最善のときを過ごしていただきたいと思います。
看護師 須田
2023年7月30日
「令和5年度江南保健所在宅難病患者災害時個別支援検討会議が開催されました」
蘭の花7月11日(火)江南保健所主催により、医療ニーズの高い難病療養者における災害支援についてお1人のケースを通し話し合いが行われました。

今回は、人工呼吸器を装着している療養者の方に在宅で関わる医療介護福祉関係機関のメンバー等、総勢33名が江南保健所の招集により集まりました。

助言者として愛知教育大学の医師・教授でいらっしゃる田中優司先生、犬山市の健康推進課・高齢者支援課・防災交通課、事務局として江南保健所、オブザーバーとして扶桑町福祉課、江南市都市整備部防災課、江南保健所の方々が会議メンバーとして参加しており人数の多さに改めて驚きました。結クリニックからは、院長、統括管理/訪問看護認定看護師の須田、難病看護師の長田で出席をいたしました。

「災害時要支援者個別支援シート」「災害要支援者個別支援計画」「安否確認フローチャート」など、それぞれ事前に江南保健所保健師さんにより個別訪問や各医療介護福祉関係事業者からの聞き取りを経て作成された内容やフローを当日改めて確認し、意見交換を行いました。そして「平時に行っておくこと」についても確認し合い、限られた時間の中で効率よく意見交換が行われました。

数年前から個別に、医療ニーズの高い方のご自宅にて多職種協働で災害訓練なども実施して参りました。今年の異常な猛暑もそうですが、全国各地で様々な災害が起こっております。今後もご本人やご家族、地域の方々、医療・介護・福祉・行政が一丸となり、有事の際に戸惑うことなく行動を起こせるよう平時より準備して参りたいと思います。

開院以来はじめてこのような会議が地域で開催されましたが、とても有意義な会義であり地域の連携を強く感じました。
看護師 須田
2023年7月13日
「第18回結楽サロン」
第18回結楽サロン梅雨で急な大雨にならないといいなと祈りながら、結楽サロンを開催させていただきました。

大切なご家族様を丁寧に介護され、お別れをされた5名の参加希望者が集まって下さり、お気持ちを語ってくださりました。

  • 認知症で夕方の落ち着かなさに、来る日来る日もドライブしたり散歩に付き添ってくださったエピソードを話された方
  • お母様が最近まで来ていた衣類はどうしても片づけれないと話された方
  • 医療介護サービスはありとあらゆるものを使って、自分の時間も作っていかないとやり切れないと、これから介護がはじまるスタッフにアドバイスされた方
第18回結楽サロン 第18回結楽サロン 第18回結楽サロン
わたしからはこの3月にグリーフケアアドバイザー1級講座を受講し、その際に学んだ大切な方をお看取りした後の感情の揺れについてワンポイントレクチャーをさせていただきました。参加された方から「当てはまる」「この感情はあるわ」という声をいただきました。

帰り際に「介護の話をお別れしてからする場がなくて、知りたい方に話したい、役に立ちたいです」という言葉をいただき、この結楽サロンや構想中のピアサポートで現在心を痛めおられる方に実際の介護やお看取りでの生の声が届くと、更に力添えができる場になるだろうと心強く感じています。

第18回結楽サロン今後も、より質の高いサロンとなるよう学び、検討を重ねていきたいと思っております。次回、第19回結楽サロンは10月31日を予定していますので、参加をご希望される方はお気軽にご連絡ください。
看護師 水野
2023年6月29日
「劇団結発表会」
日の出住宅健康文化委員会様にお声掛けいただき、久しぶりに「劇団結」を結成しました。久しぶりの公演に、クリニック内にはワクワク感が漂っていました。

劇団結劇団結 テーマは「人生会議 〜大切にしていることを信頼できる人へ話そう〜」に決まり、院長が脚本を担当、発表までスタッフみんなで何とか作り上げました。

劇団結当日は公民館いっぱいになる程の皆さんにお集まりいただきました。劇中では犬山市の「これまでの自分とこれからの自分へ 〜私のエンディングノート〜」を用いて、主に終活についてお伝えさせていただきました。

公演後は沢山の質問もいただきましたが、皆さんのこれからの自分らしい人生のヒントになっていたら嬉しく思います。

劇団結未熟な劇団ですが、地域の皆様が「いつまでも住み馴れた場所で安心して暮らし続けられる地域づくり」に少しでも貢献出来たらと思っています。

お役に立てることがありましたら、お気軽にお声掛けください。日の出住宅の皆様、このような機会をいただきましてありがとうございました。
看護師 井戸
2023年6月24日
「第5回日本在宅医療連合学会大会 〜今ここに求められる在宅医療の創造〜」
第5回日本在宅医療連合学会大会6月24日〜6月25日に第5回日本在宅医療連合学会大会が、朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンターで行われました。この学会には訪問診療の悩みや苦労を抱えながら奮闘している方々が集います。毎年、大変興味深く聞かせて頂いています。

今年は、当院の難病看護師の長田看護師と入職したばかりの井戸看護師と一緒にハイブリット形式で参加しました。クリニックに甘いお菓子や気になっていたパン屋さんの白トリュフの塩パン、おなじみのスターバックスコーヒーなど持ち寄って、一期一句大切なワードを聞き落とさないように視聴しました。

当院は難病の療養者様が多く、生命維持に関わる大切な意思決定をしていくことが多々あります。視覚資料を用いたり、段階的に話をしたり、大切なご家族様や関わる多職種の皆様を交えてと、あの手この手で最善の意思決定ができるようにと心がけています。

そんな中、この学会で 「人と繋がり 可能な限りの情報を得て 自分自身で決める」 という言葉を聞いてすごくしっくりきました。できる限り自分の生き方を自ら決めることで、自分らしく生き抜くことができると解釈しました。ご家族様も本人様の強い意志や希望を支えることができたとき、悔いが最小限でより満足感が強いのではないかと思います。

日記に書きつくせないほど、ボリュームある内容の学会でした。いつも良い学びがあったときには、学んだことを明日の臨床で生かしていこうと研ぎ澄まされるような気持ちになります。やはり一生勉強ですね。
看護師 水野
2023年6月21日
「入職しました」
これからよろしくお願いします初めまして。5月に入職した井戸あゆみと申します。

自宅で最期を迎えたいと願いながらも、在宅医療が整っていなかったため病院で旅立った父と義母を看取り、願いを叶えるためには訪問看護だけではなく在宅診療が必要だと痛感した時から在宅医療に携わりたいと思い、ようやく願いが叶いました。

最期まで自宅で過ごしたいと願う方の思いを叶えられる一助となれたら嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします。
看護師 井戸
2023年6月12日
「おむつの勉強会」
おむつの勉強会5月に入り、地域の福祉用具専門相談員や訪問看護師、訪問理学療法士、当院院長と看護師が参加して、「おむつの勉強会」を開催しました。まずは、手指でハートマークを作り「ハイポーズ」!皆さん笑顔から始まります。

おむつの勉強会おむつの勉強会それから、おむつを3枚重ね付けし、座学で始まりました。始めは皆驚いた顔をされましたが、参加者によっては悪戦苦闘していた姿も…全員なんとかおむつを装着していただきました。

講義中、時よりおむつの装着違和感からゴソゴソと動かれる姿も見受けられましたが、参加者の皆様が患者様の気持ちが少しでも分かっていただけたらうれしく思います。

講義の中では大人用の布おむつを知らない方もみえ、時代の変化を感じた場面がありました。また、当院のおむつフィッターとスタッフがおむつを装着し、モデルとして立つことで「正しいおむつの装着」による身体状況の変化を見て頂きました。

「アウター・インナー」という言葉を初めて聞かれた方も多いと思います。また、「おむつの中は1枚のインナーが基本」と初めて知ったという参加者もみえたと思います。

講義を受けてからおむつ検定試験に挑みますが、「おむつ検定」は株式会社はいせつ総合研究所が実施する検定です。受講されたのちには、適切なおむつの使用を実践していかれることを願っております。

今後も介護・看護に従事する方はもとより、ドラックストアなどの店舗でおむつ類を販売される方、またはご自身のためなど、いろいろな知識としても役立つものと考えております。ぜひ「ミニむつき庵 楽桃」をのぞいてみてくださいね。お待ちしております。

おむつの勉強会「おむつ勉強会」に参加いただきました皆様、ありがとうございました。大切なご縁を頂き、少しずつご縁の輪が広がることを願うばかりです。
看護師 丹羽
2023年5月15日
「銀の広場」
新社屋と一緒にできた庭も冬の間はさみしかったですが、気候が良くなり色々な花が咲き始め、明るくなってきました。

銀の広場銀の広場今の見頃はフレンチラベンダーでかわいらしい花が咲き甘い香りを漂わせ、モンシロチョウなどが飛んできています。

またジューンベリーも白い花から赤い実へとかわり。早速見つけた小鳥たちがついばみにきています。果実狩りをしてジャムでもできるかなと思っていましたが、その前に小鳥たちに全部食べられてしまいそうです。

また、隣の田んぼからはカエルの大合唱が聞こえはじめてきました。色々な花が咲き、色々な生き物たちに出会え、庭にでるのが楽しくなってきました。ただ…雑草が一番元気で、抜いても抜いても容赦なく生えてきて困っています。

皆さんも暑くなる前に銀の広場へ散歩がてら遊びにきませんか?
看護師 佐藤
2023年4月28日
「蘭の花 2度目の開花です!」
昨年9月下旬、新社屋の内覧会が行われました。その際には、たくさんのお祝いのお花や観葉植物をお届けいただきました。皆さまのお心遣いに感謝の気持ちでいっぱいになったことは、まだつい最近のことのように思い出します。

その後、フロアに埋め尽くされた蘭の花は、外来患者さんや療養者のご家族、当院でお看とりをした療養者のご家族など多くの方が喜んで里親になってくださったり、お嫁に出したりいたしました。

そして、当院でお世話のできる何鉢かは、2階フリースペースにて越冬いたしました。週に1回お掃除で来てくださる犬山市のシルバー人材センター会員のNさんが大切にケアをしてくださっています。

蘭の花4月…なんと!早々と2回目の蕾をたくさんつけはじめて開花し、再び凛と美しい花姿を見せてくれたではありませんか!これには職員一同、そしてNさんも大喜びです。

Nさん曰く「やっぱり結さんは(運)気がいいのよ」と…。Nさん、いつもありがとうございます。
看護師 須田
2023年4月27日
「ミニむつき庵 楽桃(らも)が始動しました」
突然ですが、皆さま。「むつき庵」をご存じですか?

ミニむつき庵 楽桃(らも)浜田きよ子氏が代表を務める(株)はいせつ総合研究所 排泄用具の情報館「むつき庵」で排泄に関わる知見を広げ、むつき庵認定講師資格を持つ丹羽看護師が大切に温めてきた「誰でも、排せつに関わる相談ができる場所が地域にあったら」という想いが、昨年度の新社屋移転と時を同じくして実を結びました。
当院と契約している療養者のみならず、支える家族や近隣住民へ広く活動の場を広げ、又、多くの方に足をはこんでいただけるよう開催日の展示方法や活動内容を関わるスタッフと話し合ってまいりました。

詳細は、このホームページ画面の左わきにある「ミニむつき庵 楽桃(らも)」のバナーをどうぞクリックしてみてください。活動内容や楽桃(らも)スタッフの見つめる先が書かれております。

現在は、外来日に合わせて当院「お結びホール」でサンプルの展示と、相談を受けております。排せつのことのみならず日々の暮らし方など、立ち寄った方々が自由にお話しながら展示商品を手に取りお話してくださいます。
ミニむつき庵 楽桃(らも) ミニむつき庵 楽桃(らも) ミニむつき庵 楽桃(らも)
ミニむつき庵 楽桃(らも)ミニむつき庵 楽桃(らも)そしてもう一つ…楽桃(らも)の特色として、実際に生活している場におむつフィッターが幾つかのサンプルを持ってお伺いし、相談者本人にとって何がマッチするかが見つかるまで奔走いたします。
看護師 一政
2023年4月23日
「外来」
外来2022年10月から新社屋の外来スペースで月に2回、第2第4水曜日の9時半〜12時まで外来をしています。

院長鈴木の専門分野である神経内科の患者を中心に予約制で行い、待ち時間の短縮や居心地の良い雰囲気、満足感がある診療や相談対応を心がけています。

認知面の相談で多いのは…
「物忘れがひどい」
「怒りっぽくて、対応に困っている」
「介護に疲れ果てているが、介護サービスには繋がっていない」

そこで、以下のような対応をしています。
  • 医師が診察し認知症の検査から診断をし、必要時内服調整します。
  • 看護師が対応方法を視覚資料を用いて指導させて頂きます。
  • 必要時介護保険サービスについて説明をし、介護認定を進めていきます。
  • ケアマネジャーが決まりましたら、介護サービスと、治療内容を共有し連携していきます。

難病の相談で多いのは…
「よく転ぶ、足がでない。リハビリをしたいがどこにお願いしたらいいかわからない」
「パーキンソン病で今後のことが心配。通院できなくなったら訪問診療に移行したい」

そこで、以下のような対応をしています。
  • 診察で診断や細かな内服調整をしていきます。
  • 難病申請の対象者は、その手続き方法を説明いたします。(難病申請をすると、医療費の自己負担が軽くなる。難病者の会の案内や保健所のフォローがあります。)
  • 訪問看護ステーションに在籍するPT・OT・STの介入やデイケアと連携し必要時リハビリを受けられるように調整していきます。
  • 通院が難しくなってきた場合、訪問診療へ移行をスムーズに行います。

外来ご相談がある方は、お気軽に結ファミリークリニックへご連絡ください。
看護師 水野
2023年4月20日
「第17回結楽サロンを開催しました」
結楽サロン4月20日(木)に、クリニック内「お結びホール」にて第17回結楽サロンを開催いたしました。
結楽サロン 結楽サロン令和4年11月〜令和5年1月に在宅看取りをされたご遺族様と、OBの方々を合わせ13名の方がご参加くださいました。

わたしは初めてスタッフとして参加し、ご遺族様から様々な想いを聴かせていただき、皆様との出会いやつながりの大切さを感じることができた時間となりました。

お花が大好きなお母様と自宅で素敵な時間を過ごすことができたことをお話しくださった方や、きつい言葉をかけてしまったことへの後悔の想いをお話しくださった方、大切な方を亡くし今も悲しさや寂しさで溢れている想いをお話しくださった方、ご家族様の思い出を大切にしながらご近所の方との交流を楽しんでいる方など…。

結楽サロン語り合いの中で共に涙を流したり笑いあったりと、ご参加くださった皆様全員で想いを分かち合うことができ、最後は皆様穏やかな表情でお帰りになりました。

なにより多くのご遺族様からクリニックの医師やスタッフへの感謝の言葉をいただいたことが嬉しく、これからもご遺族様に寄り添い、いつでも相談していただける存在であり続けたいと思いました。

結楽サロンサロンの最後に、銀の広場にて春の花々に囲まれて撮影しました集合写真がわたしのお気に入りです。ご参加くださった皆様ありがとうございました。

次回は7月13日(木)に「第18回結楽サロン」を開催予定です。よろしくお願いいたします。
看護師 小松
2023年4月3日
「運営計画発表会」
3月30日にホテルインディゴ犬山有楽苑で運営計画発表会を開催しました。開業して8面目を迎え、運営計画発表会は6回目となります。
運営計画発表会 運営計画発表会 運営計画発表会 運営計画発表会 運営計画発表会 運営計画発表会
スタッフが4名から18名に増え、連携する事業所も訪問看護ステーションだけで40事業所近くになり、ICTを通じてより深く多職種と連携を組むことができるようになりました。

さらに2022年10月には新社屋を建てて多くの職種が集まり、地域の方々とのつながる場所を造ることができました。これもすべては私たちを支えてくださる他事業所ならびに信用金庫や税理士、そして全スタッフの尽力のお陰であり、深く感謝を申し上げます。
運営計画発表会 運営計画発表会 運営計画発表会 運営計画発表会 運営計画発表会 運営計画発表会 運営計画発表会 運営計画発表会 運営計画発表会 運営計画発表会 運営計画発表会 運営計画発表会 運営計画発表会 運営計画発表会 運営計画発表会 運営計画発表会 運営計画発表会
今年度はこれまで積み上げたものを大切にし、より持続可能で柔軟な運営体制を作っていきたいと考えています。この数年、新型コロナウイルスの流行はクリニックに多大な影響を及ぼし、それを私たちは全スタッフの知恵と工夫を重ねて乗り越えてきました。

その貴重な経験を経営に組み込んで、これから起こり得る災害にも対応できるようにしていきたいと考えています。そして、地域の方々がより安心して暮らせるように力を合わせていきたいと考えています。
運営計画発表会 運営計画発表会 運営計画発表会
運営計画発表会運営計画発表会これからの一年でさらに素晴らしいクリニックになり、地域の療養者の方々に最善の在宅医療をお届けできることを目指していきます。

どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
院長 鈴木欣宏
2023年3月1日
「医療従事者研修会」
医療従事者研修会2月3日(金)の14:00〜16:00に愛知医科大学で開催されました「令和4年度愛知県難病診療ネットワーク推進事業 医療従事者研修会」で、当院の取り組みについて難病看護師の立場で実践報告をさせていただきました。

今回、このような貴重な御縁をいただきました経緯をお話ししますと…昨年の11月18日にファミリーホスピス株式会社様から当院の鈴木医師に「神経難病の在宅医療」講義依頼をいただいた御縁から、難病看護師の中島様と繋がらせていただきました。

また、この御縁から難病診療連携拠点病院である愛知医科大学病院 難病診療連携コーディネーター小堤様より、難病診療ネットワーク推進事業の医療従事者研修会で「難病看護師の活動にスポットをあてた研修会」の開催を企画されるということでご依頼をいただいた形となります。

医療従事者研修会今回は「在宅療養支援診療所での意思決定支援の実際 〜医療的処置の選択〜」というテーマで、多彩な症状の出現で療養者やご家族のみならず多職種も支援に難渋する多系統萎縮症に焦点をあてて、初診時から胃瘻や非侵襲性人工呼吸器の医療的処置の選択にいたる看護実践と院内の取り組みも含めてご報告をさせていただきました。

座長である愛知医科大学病院病院長道勇先生や愛知県難病団体連合会事務局牛田様からご質問もいただき、まだまだ患者や家族に起きている問題を総合的に捉えて判断する力と広い視野が不足していることを実感しました。また、難病看護師として他施設の活動内容をお聞きすることができ、繋がりができたことは私にとって大変有意義な研修会でした。

医療従事者研修会本発表を進めるにあたり多くの方々に御世話になりましたことを、ここに深く感謝申し上げます。
看護師 長田
2023年1月30日
「誕生日休暇」
先日、福利厚生のひとつの「誕生日休暇」をいただきました。誕生日が喜べる年ではないのですが、誕生日休暇がもらえるのは毎年楽しみで、何をしようか計画を立てています。

道の駅スタンプラリー今年はコロナ禍になった2年前から始めた、ワンちゃんと一緒に車中泊での道の駅スタンプラリー巡りと名物グルメ探しに行ってきました。今回は渥美半島から静岡方面を巡る旅です。
菜の花祭り菜種油となばな最強寒波がくるとニュースでやっていたのですが伊良湖ではもう「菜の花祭り」が始まり、一面黄色に咲いてとてもきれいでした。菜の花摘みをさせてもらい、田原産の菜種油となばなを購入してきました。

また道の駅では取れたて野菜やみかんなどがとてもお値打ちだったのでたくさん仕入れ、お昼は道の駅とよはしで名物豊橋カレーうどんやヤマサのちくわを美味しくいただきました。

今日も雪がちらつきまだ寒い日が続きそうですが、今年の誕生日休暇はひと足早く春を感じたほっこりした1日になりました。院長はじめスタッフの皆さま、誕生日休暇をいただきありがとうございました。
看護師 佐藤
2023年1月26日
「看護師増員のため募集」
現在、春に向けて看護師増員のため、募集をしております。第1期は2月3日(金)までとなります。お気軽にお問い合わせください。
看護師募集
看護師 須田
2023年1月23日
「学校行事休暇」
学校行事休暇結ファミリークリニックには、毎年「学校行事休暇」があります。正職員には8時間、非常勤職員には5時間あり、1度に取ることも1時間ずつ分けて取ることもできます。

今回、私は娘の懇談会に2時間使わせていただきました。有給休暇とは別に全ての学校で行われる行事にお休みを取ることが出来るので、毎年授業参観や体育大会など沢山の行事に使わせていただいてます。

子育て中のスタッフにはとてもありがたいお休みです。仕事場に感謝です。ありがとうございます。
事務 駒田
2023年1月20日
「入職半年を経て感じたこと」
訪問アシスタント 訪問アシスタント結ファミリークリニックに入職して半年が経ちました。わたしは入社後、訪問アシスタントとして、訪問診療に同行させていただき、カルテの入力や医師や看護師がスムーズに診療が行えるようサポートをしております。

初めは分からないことも多く戸惑うこともありましたが、一緒に働いているスタッフの皆様が優しく丁寧に指導してくださったおかげで、安心して業務に励むことができるようになりました。

訪問アシスタントわたしは日々の業務を通して、一人ひとり大切にしていることや想い、家族のかたちも様々であることを学びました。そのため、療養者様やご家族様の視点に立ち、想いや希望を傾聴し、一緒に考えることを常に心掛けながら業務に取り組んでおります。

多くの療養者様が誕生日やクリスマス、お正月などご家族と楽しく過ごされたことをお話しくださったことが印象的で、在宅医療の魅力だと感じました。わたしはクリニックの取り組みの一つである療養者様の誕生月に行っている「わたしのこと」がとても好きです。大切な人や好きな食べ物、頑張ってきたことなど、療養者様がどんな人生を歩んできたのか、これからの想いを聞かせていただけるからです。わたしはこれからも療養者様の想いに寄り添うことで、大切なご家族と自分らしく安心して過ごせるようサポートをしていきたいと思います。

また、クリニックには志を高く持った素晴らしいスタッフがたくさんいます。その中で毎日多くの刺激を受けることで、自身の成長につなげることができていると思います。まだまだ未熟な点が多々ありますが、学び続ける姿勢を大切に日々努力してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
看護師 小松
2023年1月4日
「うさぎ年」
うさぎ年2023年、結ファミリークリニック始動しました。今年はうさぎ年。毎年、地域活動センターハートフル大口さんから購入させていただいている張り子のうさぎも玄関を飾っています。

移転から3ヵ月、うさぎ年ということで、飛躍の年になるように新たな挑戦ができるよう頑張っていこうと思います。
Thanksカード先日のブログにも書きました「あなたへのThanksカード」がスタッフ入口でお出迎えしてくれています。

毎日これを見て、「今日も一日頑張ろう!」と気合が入ります。
看護師 野木森
2023年1月1日
「新年のご挨拶」
皆様、明けましておめでとうございます、昨年中は皆様のおかげをもちまして、清新たる新年をこのように迎えることができました。心より感謝申し上げます。

今年度は、地域の皆様へはさらに充実した診療をお届けし、私たちとともに働く他職種の方々にはより連携しやすいように体制を整え、スタッフにも仕事と家庭生活を無理なく送ることができるようにしていきたいと思います。

また、私が専門とする神経難病について、他の地域へもお伝えできるようにまとめていき、在宅医療専門医の獲得と研修施設への整備を行っていきたいと考えています。

今年もまたお世話になりますが、どうぞさらなるご支援ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
院長 鈴木欣宏
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